こんにちは。
いきなりですが、yepではボーナスや昇給の考え方について、
担当者間で試行錯誤を続けています。
今までどうやっていて、これからどうやろうとしているのか。
社員のみに向けなくてもいいかなとブログ記事にしてみました。
あくまで試行錯誤している所でもあり、
他に正解というやり方があるかもしれません。
その前提で生暖かい目で見て頂けたらと思います。
特に起業して数年は、割とノリで決まてしまっている点が多かったのですが(すみません)、
昨今は社員の中から評価・面談を担当する社員を設け、
評価・面談をボーナスや昇給に反映させるための仕組み作りをしています。
まずボーナス
社員評価の仕組み
現在、yepで最新の方法としては、
- 会社側での定量評価
- 個人側の定量評価
- 面談で評価のすり合わせ
- 会社側で再評価
- 評価内容のFB
- ボーナス支給!
という流れを踏んでいます。
「定量評価」にすることが出来たのは前期末からで、
評価・面談を担当する社員たちが主となって、
定量化するための仕組みが導入できました。
定量評価
数値に表すことのできる評価基準が設けられたことは、
非常に喜ばしいことです。
それまでは半期毎の面談や、半期に至るまでの各メンバーの業務を見て、
ボーナス支給額も決定していました。
数値が事前にわかっていることで、
何に対して評価されるのかということもメンバーに伝わりやすくなり、
今後も定量評価は続けていきたいと考えています。
ボーナス支給額の決定方法
では実際にいくらのボーナスを支給するのか、という点では、
半期等の決算時に、売上(純利)と社員数で、現在は決定しています。
純利益からボーナスに支払える金額(ボーナス総額)を算出し、
ボーナス総額 / 従業員数 = 1人あたりの平均ボーナス金額、とします。
そこから評価内容によって振り分けている形になります。
実態は実績賞与
基本的に半期ごとにボーナス支給としていますが、
正直に申し上げまして半期ボーナスを支給できない時もあります。
過去1度か2度、発生してしまいました。
そこから、yepのメンバーやパートナーさんの方々、
またお客様のお力添えもあり、売上(純利)も増えまして、
今ではメンバーが驚くほどの賞与を出せる時もあります。
皆さんに感謝です!
昇給
昇給は投資
yepの昇給の仕組みをお伝えする前に、
まず昇給に対する、yepの考え方をお伝えしたいと思います。
「昇給は投資」です。
ボーナスは半期、通期で頑張ってきた結果を売上(純利)から出します。
過去の実績を基にしているとも言えます。
ボーナスは考え方としては出せる金額と、評価とがあって、素直で簡単です。
昇給はこれからに対しての投資のため、いつも悩んでしまいます。
今までの悩み
昇給の対象は基本給です。
この基本給というのは、上げるのは簡単ですが、下げるのは難しいです。
下げるのは書面における本人の同意なども必要となり、
また基本給が下がるということに対する精神的インパクトがなかなかあります。
それを避けるために例えば、
- 技能手当のようなものを導入してみる
- 福利厚生だったりでカバーする
というのを考えたりはしてきたのですが、
現在は基本給だけを上げる形にしています。
基本給は今後何年も続いていく基盤となるもので、
変に工夫しておかしい形に崩したくないと考えたからです。
昇給の仕組み
こちらは試行錯誤の最中です。
基本的には本人との対話や、この後の半年、1年、2年…と、
どういった形の未来を見ているかで昇給額を決めています。
縁故ではなく公募をしたのも昨今のため、
入社時の基本給にも定めを特にしていなかったのですが、
ボーナスと同様にある一定の評価基準を定めたいとは考えています。
現在は目標設定を行って頂き、
立てた目標自体の難易度や、達成に向けた進捗・取り組みを評価対象としています。
ただ明確に「こういったルールで評価しています」と伝えられていないところで、
今後も引き続き実施していきます。
昇給額の決定方法
昇給額をお伝えする前に。
まず1ヶ月あたりに、会社として必要となる経費の見込みを立てています。
月毎にかかる経費、言い換えれば必要となる経費の金額を出し、
そこから年間で必要な経費の算出をし、
会社の継続にかかる最低限の数値として指標としています。
昇給額はその月々の支出に絡んでくるため、
1ヶ月あたり○○万円、1年あたりで△△△万円、
といった計算をし、必要となる経費に組み込まれます。
そのことから、
月あたり・年あたりに支出する額の増額分、という見方を数値上しています。
以前、昇給を率で計算し、
300人未満の企業の昇給率は1.99%、といった情報から、
昇給率計算の上で出していました。
ですが現在は、額で決定しています。
というのも、基本給が高い人の方が昇給時の金額も高くなり、
結局は実力よりも長く勤めた方が多くなってしまう仕組みだからです。
yepはまだ6年目ですし、長く勤めて頂いた方をもちろん評価はしたいと思いますが、
基本的には実力や成果に即した形にしたいため、
額で決定しています。
これからのボーナスと昇給
実は今年、就業規則を一新しました。
事実と即していない部分が増えてきたため、
社員の一人が主として、社労士さんと相談の上で、
実態に即した形に修正した形です。
同じようにボーナスと昇給も、今のやり方のまま続けていくとは考えていないです。
流水腐らず、戸枢螻せずとも言いますが、
まさにその通りと考えています。
ある時では完璧だと思う体制や制度も、
長くそのままにしていれば錆びて朽ちていくものでしょう。
予定は未定ではありますが、
yepはきちんと流動することで活性的に動いていきたいと思っています。
以上、yepのボーナスと昇給に関してでした。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
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