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yet

こんにちは。渡辺です。
長年yepでは協力会社さんにてベトナムでオフショア開発を行ってきましたが、この度yepがベトナム進出することにしました。
その名もyetです。
https://ye-t.net/

メリット


・免税 - ソフトウェア開発ライセンスの場合5年間は法人税0%. 15年間特例免税があります。
・人件費削減 - PHP経験3年ぐらいで12万円~15万円/月ぐらいでしょうか。給与に比べてとても能力が高いです。
・人材が豊富。日本と比べて転職するのが当たり前なので求人かけたら能力が高い人が集まります(後述)

デメリット


・人事 人が多すぎて策定が大変。人事部がいないときつい。
・言葉、意図が伝わりにくい。

などがありますが、今後ベトナムで会社設立を考えてるという方に参考までに自分が行ったタイムラインにてご説明いたします。

タイムライン


23年7月
・現地の税理士に会社設立を依頼。
・オフィスにする物件を内見し、確定する。現在のホーチミンはオフィスの空室がかなり多い印象。8月いっぱいまでフリーレントをしてもらいました。

23年8月
・外務省に登記簿謄本を送り、認証してもらいます。これは郵送でのやりとり。
・公証役場に行きパスポートを認証してもらいます。その際に外務省の押印もしてくれと依頼します。
・上記2つをベトナム語に翻訳したものを作成し認証します。日本でやると高いので現地で2000円ぐらいでやってもらえました。

23年9月
・オフィス賃貸開始(オフィスの所在地がないと会社設立ができないため)
・会社設立のため申請開始 書類がとても多いです。サインするだけで手首痛めます。
・yetのホームページ制作。https://ye-t.net/

23年10月
・2日に会社設立完了
・一番最初に行くのがsimの契約です。携帯番号がないと何も契約できません。simは法人契約で6GB/日まで使えて15万ドン/月 1000円ぐらいです。めちゃくちゃ安い。
・会社の印鑑ができたらすぐ行くのが銀行。口座開設に1週間かかります。資本金注入用USD口座、国内振替用USD口座、国内用VND口座、個人用の口座。いっぱい作ります。

bank
・資本金を日本から送金。3日ぐらいで着金しました。
・内装工事を依頼 事前に見つけておいた現地の内装工事屋さん。工事当日になりドタキャンされ急遽別の内装工事の業者を探すはめに。現在ホーチミンでは消防法が変わり、今まで店舗だけだったスプリンクラーの設置だか排煙装置だかがオフィスも必須になり内装工事屋さんが忙しい状況です。
・インターネットの契約。安定して速いです
・求人
    エンジニア募集用の求人を開始。一番高いプランを選択しました。金額は4100万ドンぐらい(約25万円 23年11月現在)
    求人出向に出す素材や文章、会社の福利厚生を全面に押し出し、24時間で60人ぐらい応募がきました。
    約2週間経って220人ぐらいの応募があります。この中から履歴書を見て判別し、オンラインにて面接を行います。
    これ、めちゃくちゃ時間取られます。

    また違う求人媒体で通訳と事務の子の募集も開始。これは120人ぐらい応募がきました。まだ掲載中ですが…。
    金額は1000万ドンぐらい(約6万円 23年11月現在)
・雇用契約書の取り決めや福利厚生も決める必要があります。
・PCの購入。Macは日本と一緒で納期が遅い。大体3週間~5週間。Windowsは即納モデルを大量購入し割引してもらえる。

pc
・プレ稼働

23年11月
・本稼働開始

終わりに


なんだかんだで4カ月かかりました。ここからが本番なのに。
もしこちらを読んでオフショア開発に興味がわきましたら一度ご相談ください。何かのお力になれるかもしれません。
いつかホーチミンで一緒に乾杯か、ティーオフが出来たら最高です!

golf

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