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ベクター生成機能で作成した猫

Adobe illustrato のAI機能「ベクター生成機能」でイラストを生成してみた

去年の2023年にIllustratorに「テキストからベクター生成」機能が追加されました。この機能では、テキストで指示を入力するだけで、その内容に沿ったベクターイラストを自動的に生成することができます。
実際に何度か使用していたのですが、思い通りのイラストを生成するのは意外に難しいです。この機能を使いこなすには少し練習が必要だと思います…!

ベクター生成機能操作方法

操作方法ですが、使い方はとっても簡単です。まず、長方形ツールで四角形を描いてイラストの枠を作成します。その後、その枠を選択し、「生成(Beta)」を選択します。生成するベクターの説明を入力し、「生成(Beta)」を押すだけで完了です。

①長方形ツールで四角形を描く②生成するベクターの説明を入力

「生成(Beya)」を押すだけでイラスト完成

※生成できるのは現在4種類で、「被写体」、「シーン」、「アイコン」、「パターン」があります。

生成パターン4種

ベクター生成機能でいくつかイラストを作ってみる

説明的な文章の入力を何度も試したのですが、中々イメージしたモノは生成できませんでした。
何度か試している中で、単語を羅列して入力する方法が一番良さそうでした!
(調べてたらどうやらAdobeも推奨?しているようです。下調べ大事。)

今回は以下のワードでベクターai生成機能でイラストを作ってみました。
①ショッピングカート、可愛い、フラット、シンプル
②ショッピングカート、可愛い、立体、グラデーション
③猫、可愛い、フラット
③猫、可愛い、立体、グラデーション

 

こちらが生成されたイラストのデザイン案です。しかし、細部に多くの粗が見られるので、現時点では実用的とはあまり言えなさそうです。
ただ、「アイデアのラフを短い時間で大量に作成できる」と考えると、現段階でも十分に活用できると感じました。
これを基にデザインを進めるのは有効な方法だと思います!

ベクター生成機能で作成したイラスト

商用利用可能

Illustratorのベクター生成機能は現在ベータ版ですが、商用利用が認められています。ただし、この規定はこの機能にのみ適用され、他のAdobeソフトのベータ版機能には適用されない場合があるようです。必ず事前に確認してください!

以上、「Adobe illustrato のAI機能「ベクター生成機能」でイラストを生成してみた」でした。

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