
【10分で完了】WordPress超入門!レンタルサーバー契約から初期設定まで解説
目次
はじめに
この章では、WordPressでどんなことができるのか、そしてなぜWordPressでのサイト構築がおすすめなのかを解説します。WordPressは、世界中で最も利用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)であり、初心者から上級者まで、あらゆるユーザーにとって強力なツールです。
WordPressでできること |
メリット |
ブログ |
手軽に情報発信 |
Webサイト作成 |
デザイン性の高いサイト構築 |
ECサイト構築 |
商品販売 |
企業サイト構築 |
会社情報の発信 |
WordPressを使うことで、HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、上記のように多様なWebサイトを簡単に作成・管理できます。直感的なインターフェースで、記事の作成、画像の追加、デザインのカスタマイズなどがスムーズに行えます。
WordPressがおすすめの理由は、その使いやすさだけではありません。豊富なテーマやプラグインを利用することで、サイトの機能を拡張し、SEO対策なども容易に行えます。さらに、活発なコミュニティの存在により、困った時にすぐに情報やサポートを得られるのも大きなメリットです。WordPressは、あなたのWebサイト運営を強力にサポートしてくれるでしょう。
WordPressでできること
WordPressは、世界中で最も利用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。 初心者の方でも簡単にブログやWebサイトを作成できるのが大きな特徴です。 WordPressを使うことで、以下のような多様なWebサイトを構築できます。
サイトの種類 |
詳細 |
ブログ |
個人の日記や趣味、情報発信など、様々なテーマで記事を投稿できます。 |
コーポレートサイト |
企業のホームページを作り、会社情報や事業内容などを掲載できます。 |
ECサイト |
ネットショップを開設し、商品を販売できます。専用のプラグインを導入することで、決済機能なども追加可能です。 |
ポートフォリオサイト |
自分の作品やスキルを公開し、仕事につなげるためのサイトを作成できます。 |
コミュニティサイト |
共通の趣味を持つ人々が集まる会員制サイトなどを構築できます。 |
ランディングページ |
特定の商品やサービスを宣伝するためのページを作成できます。 |
上記以外にも、WordPressの拡張機能であるプラグインを利用することで、サイトの機能を自由にカスタマイズできます。 例えば、お問い合わせフォームの設置やSEO対策、アクセス解析ツールとの連携なども簡単に行えます。 WordPressは、様々な目的に合わせて柔軟に活用できる、非常に汎用性の高いツールと言えるでしょう。
なぜWordPressがおすすめなのか
WordPressは世界中で最も利用されているCMSであり、数多くのメリットがあります。その中でも特に重要な点をいくつかご紹介します。
まずWordPressは無料で利用できるオープンソースソフトウェアです。そのため導入コストを抑えることができ、気軽に始めることができます。
また、数多くのテーマやプラグインが用意されているため、デザインや機能を自由にカスタマイズすることが可能です。初心者の方でも簡単にデザイン性の高いWebサイトを作成できます。さらに、SEOに最適化されており、検索エンジンで上位表示されやすいというメリットもあります。
メリット |
説明 |
無料で利用可能 |
オープンソースソフトウェアのため、導入コストを抑えることができます。 |
カスタマイズ性が高い |
豊富なテーマとプラグインで自由にデザインや機能を変更できます。 |
SEOに強い |
検索エンジンに上位表示されやすく、集客に有利です。 |
情報が豊富 |
利用者が多いので、困ったときに情報を見つけやすいです。 |
拡張性が高い |
プラグインで様々な機能を追加できます。 |
これらのメリットに加え、WordPressは世界中で利用されているため、情報が豊富です。使い方やトラブルシューティングなど、困ったときに解決策を見つけやすいという点も大きな魅力です。さらに、プラグインを利用することで機能を拡張することも容易です。ブログやコーポレートサイト、ECサイトなど、様々な種類のWebサイトを作成できる柔軟性もWordPressの魅力です。
WordPressを始める前の準備
WordPressでサイトを始めるには、事前の準備が必要です。必要なものと、WordPress.orgとWordPress.comの違いについて解説します。
必要なもの |
説明 |
レンタルサーバー |
Webサイトのデータを保存する場所を提供 |
独自ドメイン |
あなたのサイトの住所となるもの |
テーマ |
サイトのデザインや機能を決定 |
WordPressには、WordPress.orgとWordPress.comの2種類があります。
-
WordPress.com 無料ブログサービスです。手軽に始められますが、機能やカスタマイズの自由度が制限されます。収益化には不向きです。
-
WordPress.org 自分でサーバーやドメインを準備する必要がありますが、自由度が高く、カスタマイズ性も抜群です。SEO対策もしやすく、収益化にも最適です。
項目 |
.com |
.org |
自由度 |
低 |
高 |
カスタマイズ性 |
低 |
高 |
費用 |
無料(有料プランあり) |
サーバー代、ドメイン代など |
収益化 |
不向き |
向き |
WordPressでブログやアフィリエイトサイトを始めたい場合は、WordPress.orgを選びましょう。
必要なもの(レンタルサーバー、ドメイン)
WordPressを始めるには、まずレンタルサーバーと独自ドメインの2つが必要です。これらはWordPressサイトをインターネット上に公開するために不可欠な要素です。
レンタルサーバーとは、ウェブサイトのデータを保存し、インターネット上で公開するためのスペースを提供するサービスです。いわばウェブサイトの土地のようなものです。様々なレンタルサーバー会社が存在し、価格や機能も様々です。
独自ドメインとは、ウェブサイトの住所にあたるものです。例えば、「example.com」のようなものです。独自ドメインを持つことで、サイトへのアクセスがしやすくなり、サイトのブランド力向上にも繋がります。
必要なもの |
説明 |
なぜ必要か |
レンタルサーバー |
ウェブサイトのデータを保存し、インターネット上で公開するためのスペース |
WordPressを動かすために必要 |
独自ドメイン |
ウェブサイトの住所にあたるもの |
サイトへのアクセスをしやすくし、ブランド力向上に繋がる |
WordPress.orgでサイトを運営する場合、レンタルサーバーを借りて独自ドメインを取得するのが一般的です。WordPress.comは無料で利用できますが、機能に制限があり、有料プランでないと独自ドメインも使えません。本格的にウェブサイトを運営したい場合は、WordPress.orgを選び、レンタルサーバーと独自ドメインを取得しましょう。
WordPress.orgとWordPress.comの違い
WordPressには「WordPress.org」と「WordPress.com」の2種類があり、混同しやすいですが、それぞれ異なる特徴を持つため、違いを理解することが重要です。
WordPress.comは無料ブログサービスです。(無料プラン以外にも有料プランが存在します。)手軽に始められるメリットがありますが、カスタマイズの自由度が低く、広告が表示されるため収益化には不向きです。
一方、WordPress.orgはCMS(コンテンツマネジメントシステム)であり、ソフトウェアとしてサーバーにインストールして使います。自由なカスタマイズが可能でSEO対策にも強く、収益化を目指す場合はこちらがおすすめです。WordPress.org自体は無料で利用できますが、レンタルサーバー費用などが別途発生します。
項目 |
WordPress.com |
WordPress.org |
種類 |
無料ブログサービス |
CMS |
コスト |
無料(有料プランあり) |
無料(サーバー費用等は別途必要) |
カスタマイズ |
制限あり |
自由 |
広告 |
あり |
なし(自身で設定可能) |
収益化 |
不向き |
向いている |
SEO対策 |
制限あり |
優れている |
ブログやアフィリエイトで収益化を考えているなら、拡張性が高く自由にカスタマイズできるWordPress.orgを選びましょう。
レンタルサーバーの契約
WordPressを始めるには、レンタルサーバーを契約する必要があります。レンタルサーバーとは、ウェブサイトのデータを保存し、インターネット上で公開するためのスペースを貸し出すサービスです。様々なレンタルサーバー会社がありますが、WordPressを利用するにあたっては、WordPressに最適化されたサーバーを選ぶことが重要です。
項目 |
内容 |
レンタルサーバーの選び方 |
WordPressに最適化されているか、表示速度が速いか、セキュリティ対策が万全か、サポート体制が充実しているか、価格が適切かなどを基準に選びましょう。 |
サーバー契約の手順 |
各レンタルサーバー会社によって多少の違いはありますが、基本的には以下の手順です。 1. レンタルサーバー会社のウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成する。 2. 契約プランを選択する。 3. 支払い情報を入力する。 4. サーバー情報を確認し、契約を完了する。 |
レンタルサーバーの選び方
WordPressでサイトを運営するにはレンタルサーバー選びが重要です。快適なサイト運営のためにも、いくつかのポイントを踏まえてサーバーを選びましょう。
WordPressを使うなら、まずWordPressに対応しているサーバーを選びましょう。最近ではほとんどのレンタルサーバーがWordPressに対応していますが、対応していないサーバーを選んでしまうと、WordPressをインストールすること自体ができません。
次に、WordPressの動作に最適化されたサーバーを選ぶと、表示速度が速くなり、快適なサイト運営につながります。
また、セキュリティ対策がしっかりしているサーバーを選ぶことも重要です。セキュリティ対策が万全でないと、サイトがサイバー攻撃に遭うリスクが高まります。
さらに、初心者の方には、操作が簡単なサーバーがおすすめです。コントロールパネルが使いやすいかどうか、WordPressのインストールが簡単にできるかどうかも確認しましょう。
また、電話やメールで対応してくれるサポート体制が整っているかも重要なポイントです。何かトラブルが起きたときに、すぐに相談できる窓口があると安心です。
料金プランも比較検討しましょう。費用を抑えたい方は、月額料金が安いプランや、初期費用が無料のプランを探してみましょう。ディスク容量や転送量もプランによって異なるため、自分のサイトに必要な容量を確認しておくことが大切です。
項目 |
説明 |
WordPress対応 |
WordPressが利用可能か |
動作の最適化 |
WordPressに最適化されているか |
セキュリティ対策 |
セキュリティ対策が万全か |
操作性 |
コントロールパネルが使いやすいか |
サポート体制 |
電話やメールで問い合わせができるか |
料金プラン |
予算に合うプランがあるか |
ディスク容量 |
サイトに必要な容量を確保できるか |
転送量 |
サイトに必要な転送量を確保できるか |
これらのポイントを考慮して、自分に合ったレンタルサーバーを選びましょう。
おすすめのレンタルサーバー
WordPressを始めるにあたって、レンタルサーバー選びは重要なポイントです。数あるレンタルサーバーの中でも、初心者の方におすすめなのは「さくらのレンタルサーバー」です。
さくらのレンタルサーバーは、個人でもビジネスでも人気のレンタルサーバーです。その理由は、コストパフォーマンスの良さです。人気のスタンダードプランは月額500円から利用できます。
プラン |
月額料金 |
ディスク容量 |
スタンダード |
500円 |
300GB |
ビジネス |
1980円 |
600GB |
ビジネスプロ |
3850円 |
900GB |
(※2025年2月時点)
プランによってディスク容量が異なりますので、ご自身のサイト規模に合わせて選択できます。無料で14日間お試しできるようなので、まずは気軽に試してみることができます。
注意点として、一度契約すると下位プランへの変更はできません。ですので、将来的なサイトの拡張性も考慮してプランを選ぶことが大切です。
また、さくらのレンタルサーバーはWordPressの簡単インストール機能を備えています。複雑な手順を踏むことなく、手軽にWordPressを導入できるため、初心者の方でもスムーズにサイト作成を始められます。
サーバー契約の手順(図解)
WordPressを利用するには、レンタルサーバーを契約する必要があります。 レンタルサーバーは、インターネット上にあなたのウェブサイトのデータを保存し、世界中からアクセスできるようにしてくれるサービスです。 レンタルサーバー会社は複数存在し、それぞれ料金や機能が異なります。 ここでは、レンタルサーバー契約の手順を一般的な例を用いて解説します。
手順 |
内容 |
1. レンタルサーバー会社のウェブサイトにアクセス |
契約したいレンタルサーバー会社のウェブサイトを開きます。 |
2. プランを選択 |
自分のニーズに合ったプランを選びます。最初はWordPressが使える一番安いプランで十分です。 |
3. アカウント情報を入力 |
氏名、メールアドレス、パスワードなどを入力します。 |
4. 支払い情報を入力 |
クレジットカード情報や銀行口座情報などを入力します。 |
5. 確認画面で内容を確認 |
入力した情報に間違いがないか確認します。 |
6. 申込完了 |
問題なければ「申込完了」ボタンをクリックします。 |
契約が完了すると、サーバー会社からアカウント情報やサーバーの情報がメールで送られてきます。 これらの情報はWordPressのインストール時に必要になるので、大切に保管しておきましょう。
独自ドメインの取得
独自ドメインとは、インターネット上で自分のウェブサイトを特定するための住所のようなものです。URLの中心部分で、例えば「example.com」や「example.net」のような形式です。WordPressでブログやウェブサイトを作る際には、この独自ドメインが必須となります。
独自ドメインを取得するメリットは、ウェブサイトに独自のブランドを確立できることです。無料ブログサービスなどで提供されるドメインでは、サービス名を含んだURLとなり、独自性が低くなります。独自ドメインを取得することで、サイトへのアクセスを促しやすくなり、SEO(検索エンジン最適化)にも有利に働きます。
独自ドメインは、ドメイン登録サービスを提供している会社から取得できます。取得費用は年間数百円から数千円で、ドメインの種類によって異なります。「.com」や「.net」など、一般的なドメインは比較的安価ですが、「.jp」や「.co.jp」のような国別コードトップレベルドメインは、取得費用がやや高くなる傾向があります。
ドメインの種類 |
取得費用(年間)の目安 |
.com/.net |
1,000円~2,000円 |
.jp |
2,000円~3,000円 |
.co.jp |
4,000円~5,000円 |
ドメインの取得手順は、以下のとおりです。
-
取得したいドメイン名が他の人に使われていないか、ドメイン登録サービスのウェブサイトで確認します。
-
使われていなければ、必要事項を入力して登録手続きを行います。
-
登録が完了すると、独自ドメインを使用できるようになります。
独自ドメインは、自分のウェブサイトを運営していく上で欠かせないものです。取得費用もそれほど高額ではないので、ぜひ取得を検討しましょう。
独自ドメインとは
独自ドメインは、インターネット上でWebサイトを特定するための住所のようなものです。URLの中心部分にあたり、サイトの個性やブランドを表現する重要な要素となります。例として、「example.com」や「example.net」といった文字列が独自ドメインにあたります。
独自ドメインを取得することで、他サイトとの差別化を図り、サイトの信頼性を高めることができます。
独自ドメインは、あなただけの資産と言えます。他のサービスに依存することなく、独自ドメインを所有していれば、安心してWordPressサイトを長期的に運用できます。
項目 |
内容 |
定義 |
Webサイトの住所に相当するURLの中心部分 |
例 |
example.com, example.net |
取得費用 |
年間数百円~数千円程度 |
メリット |
サイトのブランド化、信頼性向上、他サイトとの差別化 |
独自ドメインの取得方法(図解)
独自ドメインは、インターネット上の住所のようなものです。あなただけのオリジナルのWebサイトを持つためには、独自ドメインの取得が必須です。独自ドメインを取得することで、サイトのブランド力向上やSEO対策にも効果があります。
ステップ |
手順 |
説明 |
1 |
ドメイン登録サービスを選ぶ |
お名前.comやムームードメインなど、様々なサービスがあります。料金や機能を比較して、自分に合ったサービスを選びましょう。 |
2 |
取得したいドメイン名を入力 |
自分が取得したいドメイン名を入力し、取得可能かどうかを確認します。希望するドメイン名が既に取得されている場合は、別の候補を検討する必要があります。 |
3 |
必要事項を入力 |
登録者情報や支払い情報など、必要な情報を入力します。 |
4 |
支払い手続き |
クレジットカードや銀行振込などで支払い手続きを行います。 |
5 |
ドメイン取得完了 |
以上で、独自ドメインの取得は完了です。 |
ドメイン名は、サイトのURLの一部となるため、覚えやすく、サイトの内容を表すような名前を選ぶことが重要です。また、.comや.jpなど、様々な種類のドメインがありますが、一般的には.comがおすすめです。
サーバーとドメインの紐づけ
独自ドメインを取得したら、レンタルサーバーと紐づける必要があります。この紐づけ作業は「ネームサーバーの設定」と呼ばれ、ドメインを取得した会社とレンタルサーバー会社それぞれで設定を行います。ドメイン管理会社側では、レンタルサーバー会社から提供されるネームサーバー情報を入力します。このネームサーバー情報は、ドメイン名と紐づけるIPアドレスを管理しているサーバーの情報を指します。
項目 |
内容 |
ネームサーバー情報 |
ns1.example.com ns2.example.com |
上記はあくまで例なので、契約したレンタルサーバー会社が提供するネームサーバー情報を使用してください。設定が完了したら、正しく紐づけられているか確認する必要があります。確認方法は、「whois検索」を利用します。whois検索とは、ドメインに関する情報を検索できるサービスです。検索結果に、設定したネームサーバー情報が表示されていれば、紐づけは成功です。紐づけが完了するまでには、数時間から最大72時間かかる場合があります。
ネームサーバーの設定方法(図解)
ドメイン取得後は、サーバーを運用できるようにするためにネームサーバーの設定を行いましょう。ネームサーバーとは、インターネット通信を行う際にドメイン名(例:example.com)をIPアドレス(例:192.0.2.1)に変換するサーバーのことです。ドメインはインターネット上の住所のようなものですが、実際には仮の住所です。IPアドレスが本来の住所ですが、人間にとって覚えにくいため、ドメインが使用されます。しかし、コンピューターはドメインを直接認識できないため、ネームサーバーが必要となります。ムームードメインとさくらのレンタルサーバーを利用する場合、ネームサーバーの設定は下記の手順で簡単に行えます。
手順 |
内容 |
1 |
ムームードメインにログインし、「ドメイン管理」から「ネームサーバー設定変更」に進みます。 |
2 |
表示された画面で「GMOペパポ以外のネームサーバを使用する」を選択します。 |
3 |
ネームサーバー1、2にネームサーバ情報を入力します。 |
4 |
「ネームサーバーの設定変更」ボタンをクリックします。 |
これだけでネームサーバーの設定は完了です。ネームサーバーの設定が完了すると、ドメインとサーバーが紐づき、ウェブサイトの公開準備が整います。
紐づけの確認方法
サーバーとドメインを紐づけたら、正しく設定されているか確認しましょう。確認方法は主に2つあります。
-
whois情報を確認する
whois情報とは、ドメインに関する登録情報のことで、ドメインの所有者やネームサーバーの情報などが記載されています。whois情報を検索できるサイトで対象のドメインを検索し、ネームサーバーの情報がレンタルサーバーで指定されたものと一致しているか確認します。
-
ドメインの反映を待つ
ドメインとサーバーの情報がインターネット全体に反映されるまでには、最大で72時間かかる場合があります。反映が完了するまでしばらく待ってから、Webブラウザで自分のドメインを入力してみましょう。レンタルサーバーの初期画面など、サーバー側で設定した内容が表示されれば、紐づけは成功です。
方法 |
手順 |
whois情報を確認する |
whois情報検索サイトでドメインを検索し、ネームサーバーの情報を確認する |
ドメインの反映を待つ |
最大72時間待ち、Webブラウザでドメインを入力し、表示を確認する |
反映されるまで時間がかかる場合もありますが、焦らずに待ちましょう。もし72時間以上経っても反映されない場合は、レンタルサーバーのサポートに問い合わせてみてください。
WordPressのインストール
WordPressをインストールする方法は、主に「簡単インストール」と「手動インストール」の2種類があります。ほとんどのレンタルサーバーでは「簡単インストール」機能が提供されているため、初心者の方はこちらの方法を選択すると良いでしょう。
インストール方法 |
難易度 |
説明 |
簡単インストール |
易 |
レンタルサーバーの管理画面から、WordPressを簡単にインストールできます。数クリックで完了するため、初心者の方におすすめです。 |
手動インストール |
難 |
WordPressのファイルをダウンロードし、サーバーにアップロードする必要があります。ある程度の知識が必要となるため、上級者向けです。 |
簡単インストール機能を利用する場合、レンタルサーバーの管理画面にログイン後、「WordPressインストール」または「アプリケーションインストール」といったメニューを探します。該当メニューをクリックし、表示される指示に従って進めていくことで、WordPressが自動的にインストールされます。
手動インストールを行う場合は、WordPressの公式ウェブサイトから最新版のファイルをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを解凍し、FTPソフトなどを用いてサーバーにアップロードします。その後、データベースを作成し、WordPressの設定ファイルにデータベース情報を入力することでインストールが完了します。
いずれの方法でも、インストールが完了するとWordPressの管理画面にアクセスできるようになります。管理画面のURLは、通常「あなたのドメイン/wp-admin/」です。
簡単インストール機能の使い方(図解)
WordPressをインストールする方法は、大きく分けて「簡単インストール」と「手動インストール」の2種類があります。 この記事では初心者の方でも簡単にWordPressを始められるよう、レンタルサーバーの簡単インストール機能を使った方法を解説します。 多くのレンタルサーバーでは、コントロールパネルにWordPressの簡単インストール機能が用意されています。 この機能を使うと、サーバーにFTP接続したり、データベースを作成したりといった複雑な操作をすることなく、数クリックでWordPressをインストールできます。
手順は以下の通りです。
-
レンタルサーバーのコントロールパネルにログインします。
-
簡単インストール機能を探します。(多くの場合、「WordPressインストール」や「アプリケーションインストール」といった名称で提供されています。)
-
インストールしたいドメインを選択します。
-
必要事項を入力します。 通常、入力が必要な項目は以下の通りです。
-
インストールURL:WordPressをインストールしたいURLを選択します。レンタルサーバー会社によって設定方法や文言が若干異なるので、各レンタルサーバー会社の公式サイトを確認しましょう。
-
ブログ名:サイトのタイトルです。後から変更可能です。
-
ユーザー名:WordPressにログインする際のユーザー名です。セキュリティのため推測されにくい名前にしましょう。
-
パスワード:WordPressにログインする際のパスワードです。推測されにくい、安全なパスワードを設定しましょう。
-
メールアドレス:WordPressに関する重要な情報を受け取るためのメールアドレスです。
-
「インストール」ボタンをクリックします。 インストールが完了するまで数分かかります。 インストールが完了したら、指定したドメイン名にアクセスしてWordPressサイトが表示されるか確認しましょう。
表にすると以下のようになります。
手順 |
内容 |
1 |
レンタルサーバーのコントロールパネルにログイン |
2 |
簡単インストール機能を探す |
3 |
インストールしたいドメインを選択 |
4 |
必要事項を入力(インストールURL、ブログ名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなど) |
5 |
「インストール」ボタンをクリック |
手動インストールの方法(図解)
WordPressを手動でインストールするには、まずWordPressの公式ウェブサイトから最新版のファイルをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを解凍し、FTPクライアントソフトを使ってレンタルサーバーにアップロードします。
次に、データベースを作成します。レンタルサーバーのコントロールパネルにログインし、データベースの作成機能を使って新しいデータベースを作成します。データベース名、ユーザー名、パスワードを設定し、メモしておきます。
サーバーにアップロードしたWordPressのファイルの中から、「wp-config-sample.php」を探し、「wp-config.php」にリネームします。パソコン上に「wp-config.php」をダウンロードしてダウンロードしてテキストエディタでこのファイルを開き、データベースの情報を入力します。
具体的には、データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名などを該当箇入力が完了したら、再度サーバーにファイルをアップロードして上書きします。
これらの設定が完了したら、ブラウザでWordPressのインストールURLにアクセスします。インストール画面が表示されるので、画面の指示に従ってインストールを進めます。サイトのタイトル、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを入力します。
インストールが完了すると、WordPressの管理画面にログインできるようになります。
手動インストールは、一見複雑に見えますが、手順を一つずつ確認しながら進めれば、それほど難しくありません。慣れれば、数分で完了できます。
手順 |
説明 |
1.WordPressのダウンロード |
WordPress公式ウェブサイトから最新版をダウンロード |
2.ファイルのアップロード |
FTPクライアントソフトを使ってサーバーにアップロード |
3.データベースの作成 |
レンタルサーバーのコントロールパネルからデータベースを作成 |
4.wp-config.phpの編集 |
データベース情報などをwp-config.phpに記述 |
5.インストールの実行 |
ブラウザからインストールURLにアクセスし、画面の指示に従う |
WordPressの初期設定
WordPressのインストールが完了したら、早速初期設定を行いましょう。初期設定を行うことで、WordPressを快適に利用できるようになります。
WordPressの管理画面にログインするには、ブラウザに「あなたのドメイン/wp-admin」を入力します。インストール時に設定したユーザー名とパスワードを入力してログインしましょう。
WordPressの初期設定で重要なものにパーマリンク設定があります。パーマリンクとは、各記事に割り当てられるURLのことです。デフォルト設定では、数字ベースのURLになっていますが、SEOの観点からカスタム構造に変更することをおすすめします。設定方法は、管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」から、「投稿名」を選択し、「変更を保存」をクリックします。
WordPressの見た目を決めるのがテーマです。テーマを設定することで、サイトのデザインやレイアウトを簡単に変更できます。管理画面の「外観」→「テーマ」から、好みのテーマを選択し、「有効化」をクリックしましょう。数多くの無料テーマが利用可能です。
プラグインはWordPressの機能を拡張するためのツールです。セキュリティ対策やSEO対策など、様々なプラグインがあります。管理画面の「プラグイン」→「新規追加」から、必要なプラグインを検索し、「今すぐインストール」をクリックします。インストールが完了したら、「有効化」をクリックしましょう。
サイトの基本情報は、管理画面の「設定」→「一般」から設定できます。サイトのタイトルやキャッチフレーズ、タイムゾーンなどを設定しましょう。
設定項目 |
説明 |
サイトタイトル |
サイトの名前 |
キャッチフレーズ |
サイトの説明 |
タイムゾーン |
サイトのタイムゾーン |
これらの初期設定を行うことで、WordPressの基本的な設定が完了します。
管理画面へのログイン
WordPressでサイトを運営していくには、管理画面へのログインが必須です。記事の投稿・編集、デザインのカスタマイズ、設定変更など、サイト運営に関するあらゆる操作を管理画面上で行います。
WordPressの管理画面URLは、基本的に以下のようになります。
URLの構造 |
説明 |
|
独自ドメインは取得したドメイン名です |
|
独自ドメインは取得したドメイン名です |
インストール時に設定したユーザー名とパスワードを入力してログインボタンをクリックします。ログインに成功するとWordPressの管理画面が表示され、サイト運営が可能になります。
管理画面URLがわからない場合は、レンタルサーバーのコントロールパネルからWordPressの管理画面URLを確認できます。
ログイン後、ダッシュボードと呼ばれる画面が表示されます。ダッシュボードには、サイトのアクセス状況や最近の投稿、更新情報など、サイト運営に必要な情報が表示されます。
もしログインできない場合は、ユーザー名またはパスワードが間違っている可能性があります。パスワードを忘れた場合は、「パスワードを忘れた場合」のリンクをクリックして、パスワード再設定の手続きを行いましょう。
項目 |
詳細 |
ユーザー名 |
インストール時に設定したもの |
パスワード |
インストール時に設定したもの |
ログインできない場合 |
ユーザー名とパスワードを確認、またはパスワード再設定を行う |
パーマリンク設定
パーマリンクとは、各記事に割り当てられる固有のURLのことです。初期設定では日付と投稿名に基づいた形式になっています。これでも問題ありませんが、SEO(検索エンジン最適化)の観点からは、カスタム構造に変更することをおすすめします。
WordPressでパーマリンク設定を変更する手順は以下の通りです。
-
WordPressの管理画面にログインします。
-
左側のメニューから「設定」→「パーマリンク設定」を選択します。
-
共通設定の中からお好みの設定を選びます。
-
変更を保存をクリックします。
パーマリンク設定で選択できる主な項目は以下の通りです。
設定 |
説明 |
基本 |
自動的に割り当てられる数字に基づいたURL |
日付と投稿名 |
投稿名と公開した日に基づいたURL |
月と投稿名 |
投稿名と公開した月に基づいたURL |
数字ベース |
投稿IDに基づいたURL |
投稿名 |
投稿名に基づいたURL |
カスタム構造 |
任意の文字列でURLを構成 |
SEOの観点からおすすめなのは「投稿名」です。記事の内容がURLに反映されるため、検索エンジンに認識されやすくなります。「カスタム構造」では任意の文字列でURLを構成できますが、設定を誤るとサイトに悪影響を与える可能性があるので、慣れないうちは使用しない方が無難です。
テーマの選択と設定
WordPressでサイトを作成する際、テーマはサイトの外観や機能を決定づける重要な要素です。テーマを選ぶことで、デザインの変更や機能の追加を簡単に行えます。数多くの無料テーマと有料テーマがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
区分 |
メリット |
デメリット |
無料テーマ |
費用がかからない 気軽に試せる |
カスタマイズ性に限界がある 機能が少ない場合がある サポートがない場合が多い |
有料テーマ |
高機能 デザイン性が高い サポートが充実している |
費用がかかる |
上記を参考に、ご自身のスキルや予算に合わせてテーマを選択してください。テーマは後から変更することも可能ですが、サイトの構成によっては大きな変更が必要になる場合もあります。
テーマの設定は、WordPressの管理画面から行います。「外観」→「テーマ」に進み、利用したいテーマを「有効化」します。テーマによっては、追加の設定が必要な場合があります。テーマの説明をよく読んで、正しく設定を行いましょう。
テーマによっては、カスタマイズ画面が用意されているものもあります。カスタマイズ画面では、サイトのタイトルやロゴ、色の設定など、テーマの基本的な設定を行うことができます。
プラグインの導入(必須プラグインの紹介)
WordPressには、サイトの機能を拡張できるプラグインが数多く存在します。 セキュリティ対策やSEO対策、サイト表示の高速化など、様々な機能を追加できます。 ここでは、WordPressを始めたばかりの方におすすめのプラグインをいくつかご紹介します。 これらのプラグインは導入必須ではありませんが、サイトの運営をよりスムーズにするために役立ちますので、ぜひ活用してみてください。
プラグイン名 |
機能 |
Akismet Anti-spam |
スパムコメント対策 |
Contact Form 7 |
お問い合わせフォームの作成 |
XML Sitemap Generator for Google |
サイトマップの自動生成 |
上記以外にも様々なプラグインが存在します。 プラグインは、あなたのサイトに必要な機能に合わせて自由に選択できます。 まずは上記のプラグインを試してみて、必要に応じて他のプラグインも探してみてください。
基本設定(サイトタイトル、キャッチフレーズなど)
WordPressのインストールが完了したら、さっそく初期設定を行いましょう。WordPressサイトの初期設定では、サイトのタイトルやキャッチフレーズの設定、表示設定など、サイトの基本的な情報を設定します。 WordPressの管理画面にログインし、設定 > 一般を選択します。 ここで設定できる項目は以下の通りです。
項目 |
説明 |
サイトのタイトル |
サイトの名前です。 |
キャッチフレーズ |
サイトの説明文です。 |
サイトアイコン |
ブラウザのタブ、ブックマークに表示されるアイコン画像です。正方形で512 x 512ピクセル以上のサイズが必要です。 |
WordPress アドレス (URL) |
WordPress がインストールされているアドレスです。変更しないことを推奨します。 |
サイトアドレス (URL) |
サイトのアドレスです。変更しないことを推奨します。 |
管理者メールアドレス |
管理者のメールアドレスです。 |
メンバーシップ |
新規ユーザーが登録できるかどうかを設定します。 |
新規ユーザーのデフォルト権限グループ |
新規ユーザーの権限グループを設定します。 |
サイトの言語 |
サイトの言語を設定します。 |
タイムゾーン |
サイトのタイムゾーンを設定します。 |
日付形式 |
日付の表示形式を設定します。 |
時間形式 |
時間の表示形式を設定します。 |
週の始まり |
週の始まりを設定します。 |
これらの項目を設定することで、サイトの基本的な情報を設定することができます。設定が完了したら忘れずに「変更を保存」ボタンをクリックしましょう。
8. WordPressテーマのカスタマイズ
WordPressテーマは、ウェブサイトの外観や機能を決定づける重要な要素です。数多くの無料テーマ、有料テーマが存在し、それぞれに特徴があります。
WordPressテーマを選ぶ際には、自身のウェブサイトの目的やデザインの好みに合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、WordPressテーマのカスタマイズについて解説します。
カスタマイズ方法 |
説明 |
メリット |
デメリット |
おすすめのテーマを利用する |
WordPressテーマディレクトリなどで公開されているテーマを利用する |
簡単に導入できる |
カスタマイズの自由度が低い |
子テーマを利用する |
親テーマの機能を継承した子テーマを作成し、カスタマイズする |
親テーマのアップデートに影響されない |
子テーマの作成に手間がかかる |
おすすめのテーマは、シンプルでカスタマイズしやすいものがおすすめです。また、SEOに最適化されているかも確認しましょう。
子テーマとは、親テーマの機能やデザインを継承したテーマのことです。子テーマを利用することで、親テーマに直接変更を加えることなくカスタマイズできます。これにより、親テーマがアップデートされても、カスタマイズ内容が失われる心配がありません。
子テーマの作成には、多少のHTMLやCSSの知識が必要ですが、一度作成してしまえば、簡単にカスタマイズできます。
テーマのカスタマイズを行うことで、ウェブサイトをより魅力的にすることができます。
おすすめのテーマ
WordPressには無料テーマと有料テーマが存在します。無料テーマはコストがかからないというメリットがありますが、機能やデザインのカスタマイズ性に制限がある場合があります。有料テーマは無料テーマと比較して高機能で、デザイン性も高く、サポートも充実しているというメリットがあります。
ここでは無料テーマと有料テーマをそれぞれ紹介します。
テーマ |
種類 |
特徴 |
Cocoon |
無料テーマ |
シンプルでカスタマイズ性が高いのが特徴です。SEOにも強く、初心者にもおすすめです。 |
THE THOR(ザ・トール) |
有料テーマ |
SEOに強く、表示速度が速いのが特徴です。デザイン性も高く、多くの機能が搭載されています。 |
SWELL |
有料テーマ |
ブロックエディターに完全対応しており、直感的な操作で記事を作成できます。デザイン性も高く、多くの機能が搭載されています。 |
JIN |
有料テーマ |
SEOに強く、収益化に特化しているのが特徴です。アフィリエイトサイトやブログの運営におすすめです。 |
SANGO |
有料テーマ |
シンプルで洗練されたデザインが特徴です。記事が読みやすく、ユーザーフレンドリーな設計になっています。 |
テーマを選ぶ上での大切なポイントとして、SEOに強いテーマを選ぶという点です。SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では検索エンジン最適化と呼ばれています。SEOに強いテーマは、Googleの検索結果で上位表示されやすいため、アクセス数の増加に繋がります。
また、WordPressテーマを選ぶ際には、デザイン性や機能性だけでなく、サポート体制も重要な要素となります。何か問題が発生した場合に、迅速かつ丁寧なサポートを受けられるテーマを選ぶようにしましょう。
子テーマの利用
WordPressのテーマには親テーマと子テーマの二種類があります。 テーマをカスタマイズする場合、親テーマに直接変更を加えるのではなく、子テーマを利用することをおすすめします。 子テーマを利用するメリットは、親テーマのアップデートによるカスタマイズ内容の消失を防げることです。 WordPressのテーマは定期的にアップデートが行われます。 親テーマに直接変更を加えていると、アップデートの際に変更内容が上書きされ、カスタマイズした内容が失われてしまう可能性があります。 子テーマは親テーマの機能やデザインを継承した上で、カスタマイズを加えることができるテーマです。 親テーマがアップデートされても、子テーマに加えたカスタマイズ内容は保持されるため、安心してテーマのアップデートを行うことができます。 子テーマは親テーマのすべての機能とデザインを継承しますが、子テーマ側で変更を加えた部分のみが適用されます。
子テーマの利用には2つの方法があり、
-
親テーマと子テーマの両方をテーマ側で提供している場合: 親テーマをインストール後、子テーマを別途インストールして、子テーマ側を有効化する。
-
子テーマを提供していない場合: 子テーマを自作する。
子テーマを作成するには、FTPソフトを使用してサーバーにアクセスし、子テーマ用のフォルダとファイルを作成する必要があります。 子テーマの作成方法や利用方法は、WordPressの公式ドキュメントやテーマの開発者サイトなどで詳しく解説されています。
まとめ
WordPressの導入から初期設定までの手順を解説しました。WordPressを使うことで、専門知識がなくてもウェブサイトやブログを簡単に作成・運営できます。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、実際に操作しながら慣れていくことが大切です。
WordPressの学習を進めるには、公式ドキュメントやオンラインチュートリアル、書籍などを活用しましょう。WordPressの公式ドキュメントは情報が豊富で、困ったときに役立ちます。また、数多くのオンラインチュートリアルや書籍が出版されているので、自分に合った学習方法を見つけることができます。
WordPressを運用していく中で、いくつか注意すべき点があります。例えば、プラグインをむやみにインストールすると、サイトの表示速度が遅くなったり、セキュリティ上のリスクが高まる可能性があります。本当に必要なプラグインだけをインストールし、定期的に更新するようにしましょう。また、バックアップをこまめに取ることも重要です。万が一、サイトにトラブルが発生した場合でも、バックアップがあればすぐに復旧できます。
注意点 |
説明 |
プラグインのインストール |
必要最低限に絞り、定期的に更新する |
バックアップ |
こまめに取得し、安全な場所に保管する |
セキュリティ対策 |
セキュリティプラグインの導入、パスワードの強化などを行う |
パフォーマンスの最適化 |
画像の圧縮、キャッシュプラグインの利用などを行う |
これらの点に注意しながらWordPressを運用することで、より快適にウェブサイトやブログを運営できるようになります。
今後の学習方法
WordPressを始めたばかりの頃は、覚えることが多くて戸惑う方もいるかもしれません。しかし、学習を進めるうちに、WordPressの使いやすさと奥深さを実感できるはずです。ここでは、WordPressをさらに使いこなすための学習方法をいくつかご紹介します。
学習方法 |
説明 |
難易度 |
公式ドキュメントを読む |
WordPressの公式ドキュメントは、詳細な情報が網羅されています。基本的な使い方から高度なカスタマイズまで、困ったときに頼りになる情報源です。 |
中級 |
オンラインチュートリアルを利用する |
ビデオチュートリアルやオンラインコースは、視覚的に学習を進めるのに役立ちます。実際に操作しながら学ぶことができるので、初心者の方にもおすすめです。 |
初級 |
WordPressコミュニティに参加する |
他のWordPressユーザーと交流することで、疑問を解決したり、新しい知識を得ることができます。フォーラムや勉強会に参加してみましょう。 |
中級 |
プラグインやテーマの公式ドキュメントを読む |
プラグインやテーマにはそれぞれ公式ドキュメントが用意されています。機能や使い方を理解するために、必ず目を通しておきましょう。 |
初級 |
専門書を読む |
WordPressに関する専門書は、体系的に知識を深めるのに役立ちます。自分に合ったレベルの書籍を選びましょう。 |
初級~上級 |
これらの学習方法を参考に、自分に合った方法でWordPressの知識を深めていきましょう。
よく陥る落とし穴
WordPressを始める際に、つまずきやすいポイントをあらかじめ理解しておきましょう。初心者が陥りやすい落とし穴を把握することで、スムーズにWordPressを始められます。
落とし穴 |
対策 |
WordPress.comとWordPress.orgの違いを理解していない |
WordPress.orgは自分でサーバーやドメインを用意する必要があるCMS、WordPress.comはレンタルブログサービスです。 |
独自ドメインとレンタルサーバーを同じ会社で契約していない |
同じ会社で契約すると管理が楽になります。 |
サーバーやドメインの契約で入力ミスをする |
入力前に内容を確認し、控えを残しましょう。 |
WordPressのテーマ選びで失敗する |
無料テーマは機能が制限されている場合があり、SEOに不利なこともあります。有料テーマはSEO対策済みで、高機能なものが多いです。 |
セキュリティ対策を怠る |
セキュリティプラグインを導入し、パスワードを複雑なものに設定しましょう。 |
バックアップを取らない |
定期的にバックアップを取り、データ消失に備えましょう。 |
これらの落とし穴に注意し、快適なWordPressライフを送りましょう。